RICE処置

応急処置のことを「RICE処置」といいます。
(Rest、Ice、Compression、Elevation)


@REST(安静)
 スポーツや運動をしているときはすみやかに中止し、患部を動かさないようにします。

安静な状態を保つことで、腫れや炎症をおさえ、出血を最小限にくい止めます。

テーピング、ギプス等を用いて通常は2~3日、場合によっては5日ほど固定しておきます。

AIcing(冷却)
 応急手当てとしてのアイシングは、ビニール袋などに入れた氷を、直接または間接的に患部に当てることで、血管を収縮して内出血を抑え、患部の腫れと痛みを軽減することが目的です。

急性症状のケガ(捻挫や打撲など)に対しては、アイシング30~40分間、休み40~60分間を1セットとして繰り返し、症状によってはこれを継続的に48~72時間行います。

ここで注意しなければならないことは、「冷やしすぎ」による組織へのダメージです。アイシング中に居眠りなどしてしまうと患部が冷えすぎてしまう為注意が必要です。

BCompression(圧迫)
 患部を圧迫することで出血をおさえ、内出血や体液の滲出による腫れの広がりを最小限に抑えることが目的です。

圧迫にはいろいろな方法がありますが、冷やした弾力包帯などを使うと冷却と圧迫を同時に行うことができます。

ただ、弾性包帯には、時間がたつと締まってくる性質のものがあるので、強くまかないように注意してください。

CElevation(高挙)
 高挙とは、腫れ、内出血を少しでも抑え、早く解消させるために、ケガをした部位を心臓より高い位置に持ち上げる処置です。

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